全体除去ブックで暴れまわってきました!
本日はお休みなので、時間もたっぷりあるし、まったりとした勝負がしたいなーと思いましてね。
『30Rキッチリ使い切る』でお馴染みの、全体除去ブックを組んで早朝オンライン戦をしてきました。
うん、朝に使うブックではないですね。(笑)
本日参加したのはランキング。
使用したブックはこちらです。
http://megalo.hatenablog.com/entry/2016/07/28/075900
参加者は
青の方:アイテムとスペルをバランスよく使う火地ブック
赤の方:ギア系中心の無属性ブック
私:全体除去ブック
黄の方:《ティアマト》まで入ったゴリゴリの火属性ブック
開始直後の手札で、赤の方の手札に《ボージェス》や《ギフト》があり、「全体除去ブックが被ったか!?」と思ったのですが、普通の(?)無属性ブックで一安心。
除去ブックが重なると、本当に酷いことになりますからね。
《イモビライズ》→《ニル=バーナ》起動→ターンが回って《スウォーム》→《スウォーム》と、間髪入れずにお互い除去をしまくるので、クリーチャーブックが息をしません。
10ターンを超えたところまで特に動きはなく、皆様淡々と領地を増やしておりました。
私も《ニル=バーナ》を配置して準備していたのですけど、これがまぁ、2体出しても即座に除去されましてね。
私の手札が思いっきり「除去ブックだぞ!」と言っていたので仕方ありませんが、どうにも皆様、除去ブックへの対処の仕方に慣れているようです。
そんな中、火属性使いの黄の方が、領地レベルを上げてきました。
本来《フェイ》でSTを上げる、移動侵略に重きを置いたブックのようでしたが、私が《イモビライズ》で移動不可にしておりましたのでね。
それではと、防衛戦に乗り出したのでしょう。
ところが、私は《フリーズサイクロン》と《スウォーム》を持っていたので、全員が周回し、回復の済んだところを見計らって全除去祭り。
黄の方がトップから転落します。
その後は、青の方がどんどん魔力を上げていき、それを無属性ブックの赤の方が追うという展開。
《スカイギア》と《グランギア》が《アンドロギア》になり、さらに《ギアリオン》にまで変形合体したのですが、青の方の守りが堅く、なかなか攻めきれません。
そんな時、私の場には《ニル=バーナ》がおり、全体に呪いをかける《イモビライズ》と、追加ダメージの《スウォーム》もありました。
《メタモルフォシス》や《アーマードドラゴン》を有していた赤の方は、いつでも私を行動不能にすることが出来たのですよ。
ところが、赤の方はそんな私を野放しにし、代わりに青の方を妨害します。
あ、なるほど、ヤれってことね。(邪笑)
ご希望通りに《ニル=バーナ》が秘術を使い、さらに《スウォーム》の追加ダメージによって、青の方の盤面は壊滅。
その空いた高額領地を赤の方が奪い、トップに躍り出ます。
いやー良いですね!
この、全除去ブックという爆弾を無効化するか、それとも上手く利用して自分が優位にたつかという、互いの思惑の交差!
これがカルドセプトです。(何
で、赤の方がこのまま逃げ切るか!という形に入ったのですけど、ちょっと待ってください、1人だけ被害を受けていないのは不平等ですよね?
と言わんばかりに、最高のタイミングで今引きした《クラスターバースト》をぶっ放す私。
《ニル=バーナ》でダメージを受けていた、赤の方のクリーチャー交換をさせる隙なんて与えず、一番数が多くなっていた無属性クリーチャーを吹き飛ばします。
そうして再度できた更地を、思惑通りに《バードメイデン》の遠隔移動で奪い取りましてね。
残り2、3ターンを迎えた訳ですが、同じく高額領地を奪い取りつつ、手元にずっと魔力を温存させていた青の方には追いつきませんで、2位となりました。
皆様、対戦ありがとうございました!
全体的には、他の方のお目こぼしもあって、なんとかそれらしい動きは出来ていたのではないでしょうか。
ただ、今回の構成とプレイングは場を殲滅することを意識し過ぎたので、《バリアー》を入れて自身を守ったり、最後に逃げ切る為にはどうすべきか、仕掛けるタイミングをどうするか考えたりと、使い回すにはまだまだ相当かかりそうですね。
正直、全体除去ブックは、安定して勝てるブックではないと思います。
盤面の展開と相手の妨害によって、取るべき行動は終始変化しますし、タイミングも非常にシビアですからねぇ。
だからこそやり甲斐があり、こうして文章にまとめていても、回想がとても楽しいです。
自分のやった所業が、ありありとグラフに反映するので、それを眺めるのもたまりません。
時間がとにかくかかるので、多くは出来ないにしても、全除去ブック、ハマりそうです。(笑)